授業でPowerPointのスライドを作成したり、学校行事でプリントを作成したりする際に「画像やイラストを入れたいな」ということって無いですか?
そういう時に役立つのがフリー画像・素材サイトです。
「写真・イラスト・アイコン」の3つのカテゴリーに分けて紹介したいと思います!
数あるサイトの中から、特に学校の先生方におすすめするサイトを厳選したので、ぜひ活用をしてみてください。
校務にフリー画像・素材を使用する際の注意点
まずは紹介する前に知っておいていただきたいことを記載します。
フリー素材はとても便利ですが、注意するべき点もあります。以下の点に注意しましょう。
あまり気にしていない先生方もいるかもしれませんが、フリー画像・素材はきちんと規約に則って使用することが重要です。
※詳細は各フリー素材サイトによって異なるので、フリー画像・素材を使用する場合は必ず各サイトの利用規約を一読して、各自の責任のもと使用しましょう
フリー素材使用時の注意点
- 商用利用が可能か
- クレジット表記は必要か
- 素材の改変ができるか
商用利用が可能か
こちらは学校の先生たちにはあまり関係が無いと思いますが、念の為確認をしましょう。
商用利用とは「利益につながる活動」に利用するということです。
校内で授業用スライドに利用する、などであれば商用利用にはなりませんが、校外で使用する場合(金銭の授受があったりなど)は気をつけておいたほうが良いでしょう。
フリー画像・素材を使用してグッズを制作し、それを文化祭で販売する、などは商用利用にあたります。
また、「商用利用」が可能であっても、1つの作品に使える点数が決まっていたりする場合もあるので、やはり規約には十分目を通すことが重要です。
クレジット表記は必要か
クレジット表記とは、それぞれのコンテンツの著作者を示すものです。著作権表記といったり、コピーライト表記といったりもします。
利用規約によってはサイト名の表記だけではなく、ダウンロードしたサイトのURLの表記が必要な場合もあるので注意しましょう。
ただ、授業のスライドにクレジット表記をするのも見た目が悪いですよね…授業用スライドに使用する際はクレジット表記が不要の素材を使用した方が良いと思います。
素材の改変ができるか
素材の改変とはダウンロードした素材を編集するということです。
画像をトリミングしたり、文字を加えたり、色や明るさを変えたり、他の画像を組み合わせたり、といったことが編集となります。
つまり素材の改変が不可の場合、素材をそのままの形で使用しなければならないということです。
この改変は可能、この改変は不可、といった場合もあるので繰り返しになりますが各サイトごとに利用規約をきちんと確認しましょう。
校務に使えるフリー画像・素材【写真】
まずは【写真】素材からです。
Pixabay
Unsplash
BURST
food.foto
写真のフリー画像・素材サイトは本当にたくさんありますが、あまり多すぎても迷うと思うので勝手に厳選しました。
Pixabay
引用:Pixabay
Pixabayは2,700万点以上(R4現在)の素材点数を誇るサイトです。
僕の場合、blogの作成も含め、授業で使用する写真を探す時に利用する頻度が1番高いサイトになります。
画像をダウンロードする際、1つのサイズから選択できるので、使用する目的ごとにサイズを変えています。
Unsplash
引用:Unsplash
Unsplashは特にクオリティが高いフリー画像・素材サイトです。
あまり授業スライドなどにそこまで高品質の写真を求めることは無いかもしれませんが、高品質で多くの素材があるので、こちらも良く利用させてもらっています。
ダウンロードの際はS・M・Lの3つのサイズから選択することができます。
高品質の素材が無料で使えるのは本当にありがたいですね。
BURST
引用:BURST
BURSTはECサイトの作成で世界で最も大手のShopify(ショッピファイ)が運営するフリー画像・素材サイトです。
余談ですが、僕は教職を一度退職したあとweb制作やECサイト制作の会社にいたことがありますが、特にECサイトでこのShopifyというサービスは現在とても勢いがあります!
そんなShopifyが運営するサイトということですが、こちらも画像点数が豊富にあり、また高解像度と低解像度の2つを選択できるのでとても便利です。
food.foto
引用:food.foto
food.foto(フード・フォト)はその名の通り、食材・料理・野菜・果物に特化したフリー画像・素材サイトです。
どの写真もとてもおいしそうに撮影されているのが特徴ですね。
使用するシーンは限られているかもしれませんが、食材に絞って素材を探す際は特に重宝すると思います!
校務に使えるフリー画像・素材【イラスト】
次に【イラスト】素材です。
どちらかというと学校では写真よりイラストを使用する機会の方が多いかもしれないですね。
それでは紹介します。
いらすとや
Undraw
IRA Design
ちょうどいいイラスト
いらすとや
引用:いらすとや
まずはいらすとやです。
このサイトはもはや説明不要ですね。定番のイラストからマニアックで「これいつ使うの?」と感じるイラストまで豊富な素材が揃っています。
素材の点数が豊富なので、資料作成や授業スライドをいらすとやだけで完結でき、テイストを統一することができます。
とにかく迷ったらいらすとやという感じですね。
Undraw
引用:Undraw
Undrawですが、こちらのサイトの素材はとにかくシンプルでおしゃれなので、様々な企業のサイト等でも使用されています。
僕も授業用のスライドや下記の記事で紹介している「Kahoot!」のアイキャッチ画像として使用しています。
↑こんな感じです
イラストの色がついている部分(上記の画像だと青の部分)の色を自分の好きな色にカスタマイズできるのもありがたいです。
IRA Design
引用:IRA Design
IRA Designは先程紹介したUndrawと同じようなテイストのサイトです。
このサイトはUndrawよりも細かく、トップス・ボトムス・髪色などの単位で色をカスタマイズできます。
ちょうどいいイラスト
引用:ちょうどいいイラスト
ちょうどいいイラストは名前の通り、「こういうイラスト探してたんだよなー」と言いたくなるようなちょど良いイラストが見つかるサイトです。
イラストも豊富なので、探しているイラストが見つかるかもしれません。
校務に使えるフリー画像・素材【アイコン】
では最後に【アイコン】素材です。
資料作成の際のワンポイントとして使えるアイコンサイトを紹介します。
ICOOON-MONO
FLAT ICON DESIGN
HUMAN PICTOGRAM2.0
ICOOON-MONO
引用:ICOOON-MONO
ICOOON-MONOは6,000種類以上のアイコンがダウンロードできるサイトです。
ファイル形式も複数から選べるほか、サイズやカラーもカスタマイズ可能で、とても便利です。
使い勝手が良いので僕もよく利用させてもらっています。
FLAT ICON DESIGN
FLAT ICON DESIGNは名前の通り、フラットなデザインのアイコンをダウンロードできるサイトです。
シンプルかつクオリティの高いアイコンで、自分で背景色や影のありなしをカスタマイズすることができるのも高評価のポイントです。
HUMAN PICTOGRAM2.0
東京オリンピックで「ピクトグラム」という言葉が話題を集めましたよね。
HUMAN PICTOGRAM2.0は人物のピクトグラムを集めたサイトです。
種類も大変豊富なので、様々な場面で利用することができるのがいいですね。無料で利用できるのに意見を言うのも失礼ですが、現状緑色でしかダウンロードできないので、色のカスタマイズができるとめちゃくちゃ嬉しいです。
校務に使えるフリー画像・素材まとめ
今回は校務に使えるフリー画像・素材のサイトを紹介しました。
授業用のスライドやプリント、資料作成に利用すれば視覚的にもインパクトのあるものを作ることができます。
今回紹介したサイトが先生方のお役に立てばなによりです。
他にも紹介したいサイトが出てきたら、今後も追加していく予定です。お楽しみに。