突然ですがみなさん、「タッチタイピング」はできますか?
タッチタイピングができるようになると、授業準備や資料作成、校務全般の処理能力が大幅に向上するので、あまりできない方は是非習得することをおすすめします!
手順に沿って行えば、誰でも、簡単に習得することができるので、チャレンジしてみてください。
タッチタイピングとは
「タッチタイピング」とは何かというと、パソコン作業の際に手元を見ずに(画面を見ているまま)タイピングを行うことです。
少し前までは「ブラインドタッチ」と呼ばれることが多かったのですが、この名称では盲目の人に対する差別に繋がるということで「タッチタイピング」と呼ぶのが主流になりました。
教員はこういう差別用語に特に敏感であることが求められると思うので、今もブラインドタッチと言っていた方はタッチタイピングと呼ぶようにしたほうがいいでしょう。
「タッチタイピングができるようになったぐらいで…」と思うかもしれませんが、できるのとできないのとでは全く違うのです。
教員でタッチタイピングができる人の割合はどれくらい?
ある調査では「タッチタイピングができますか?」という質問に「できる」と答えた人の割合は約3割程度だったようです。
ですが教員で、となると割合は下がって1〜2割くらいかと感じています。
自分自身、校種をまたいで複数校で勤めましたが、タッチタイピングができる人は少なかった印象です。
タッチタイピングができることのメリット
私が考える、タッチタイピングができるメリットは下記の通りです。
- 入力速度が上がる
- 文字入力が楽になる
- 入力ミスにその場で気づくことができる
- 疲労が溜まりにくい
それぞれ補足させてください。
入力速度が上がる
まずは当たり前ですがタッチタイピングができるようになることで文字の入力速度が上がります。
モニターを見る→手元を見る→キーを探すという行動が無くなるのでタイピングのスピードが全然変わってきます。
時短に繋がる分、多くの仕事を進めることができますよね。
文字入力が楽になる
タッチタイピングができると、本当にタイピングが楽になります。
さらっと文字を入力することができるので長文の作成も苦ではなくなります。
タイピングが楽になると、スマートフォンで文字を打つのが面倒くさく感じることもあるくらいですね。
入力ミスにその場で気づくことができる
私がまだ手元を見ないとタイピングができなかった時、少しでも早く入力しようとして、キーボードを長く見続けたまま入力をすることが良くありました。
ただこの方法だと、ミス無く入力できた時はまあまあ速いのですが、ミスがあった時はかなり時間をロスしてしまいます。
タッチタイピングができると基本的に視線はモニターにあるので、間違えた際もすぐに修正でき、結果入力ミスの削減に繋がります。
疲労が溜まりにくい
モニターとキーボードの視線移動が多いと疲労が溜まりやすくなります。
また、手元を見る時間が長くなると姿勢も悪くなりがちです。そこから肩こりや腰痛に繋がったりもします。
ざっと挙げただけでもこんなメリットがあります。
タッチタイピングができるようになる方法
私が考える、タッチタイピングができるようになる方法は下記の通りです。
- 1日10分程度でも良いので、できるだけ毎日練習を行う
- 今までのタイピング方法の方が速いと思っても我慢する
- タイピング練習ができるおすすめのwebサイトで練習を行う
少し詳しく解説しますね。
1日10分程度でも良いので、できるだけ毎日練習を行う
これはタッチタイピングだけに限ったことでは無いと思いますが…
何日かに1回、長時間の練習を行うのではなく、短時間でも良いのでできるだけ毎日練習を行うと上達が速いです。
特に練習を始めたての頃はキーの配置を忘れてしまいがちなので、間隔を空けないよう心がけましょう。
コツコツやることが上達への近道です!
今までのタイピング方法の方が速いと思っても我慢する
タッチタイピングをきちんと覚えるまでは、今までやっていた独自のタイピングの方が速く入力できたりします。
ただ、今までのやり方の方が速いからといって、その方法を続けていてはなかなか覚えることができません。
少しイライラが溜まっても、タイピングの速度が落ちても、タッチタイピングをマスターした後は今までのタイピングよりも数倍早くなるので、我慢して正しいタイピングを心がけましょう。
タイピング練習ができるおすすめのwebサイトで練習を行う
タイピングの練習ができるサイトやゲームは多くありますが、私が試した中でのおすすめは下記の2つです。
この2つのサイトだけで十分タッチタイピングをマスターすることができます。
プレイグラムタイピング
引用:プレイグラムタイピング
まずは「プレイグラムタイピング」です。
まずは、というよりほとんどこのサイト1つで完璧というサイトです。無料で利用できるのが驚きで、小学生向けのサイトではありますが、大人が利用しても十分効果があります。
少し下にスクロールすると「3つの学習モード」という所があるので、まずは「基礎練習」を行い、全て終えたら「特訓」や「腕試し」へと進んでいくことで、気づいたらタイピングが上達します。
e-typing
引用:e-typing
続いては「e-typing」です。こちらのサイトでは自分の現在のタイピングレベルの確認をすることができます。
プレイグラムタイピングでタッチタイピングに慣れてきたら、e-typingでレベルを確認する、という感じで練習を進めていきましょう。
上記2つのサイトで練習を行うだけで、1〜3ヶ月もする頃にはタッチタイピングをマスターしているはずです!
タッチタイピングができるようになる方法まとめ
今回はタッチタイピングができるようになる方法についてお伝えしました。
タッチタイピングは年齢に関わらず、やればできるようになるものです。
今の時代、パソコンを使わずに校務をすることはほとんど無いでしょう。タッチタイピングができるようになると仕事を進めるスピードが速くなります。
是非みなさんもチャレンジしてみてください!